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彩り
工場や倉庫内はたくさんの竹材で溢れております。
きれいなものもあれば、くすんだものや割れているものなど様々です。
ただ言えるのはどれらも大切な竹材です。
それらが倉庫をいつも華やかにしております。
どのシーンを切り取ってもおそらくいい姿に写るんでしょうね。
↑この写真の晒竹(さらしたけ)と呼ばれるこのクリーム色と言いますか茶色の竹の周りにある竹材はもともとすべて青竹でした。
その青竹を油抜きして天日に干すことでこのクリーム色になります。
天日に晒すから晒竹。文字にすると由来がわかりやすくなるもんですね。
考えてみるとこのすべての竹に人の手が必ず加わっているんですよね。
いろんな方の手に触れてここに集まっている。。。なるほど。。。
単純にすごいことですね。
ちなみにこの茶色い竹は炭化煤竹(たんかすすたけ)と言いまして、
青竹や晒竹を蒸気で燻すことにより焼けた色身に仕上がっております。
色味がそれぞれで異なるのは竹一本一本の個体差で、
人と同じようにそれぞれの持つ良さを発揮した姿で保管や出荷されています。
太さも色もそれぞれ違って、個体差もそれぞれあって、
それらが集約されて倉庫に彩りが生まれています。
日々見ているこの景色は当たり前の景色ではないよな~、
そう改めて思いながら見ておりました♪
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