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2021.12.18
竹六商店の日記

黒部杉ヘギ板風

黒部杉ヘギ板という製品がございます。

茶室から和室まで自然素材感を際立たせるには抜群のはたらきを持つモノです。

細かな使われ場所で言えば、茶室だと駆け込み天井部分に芽付晒竹や矢竹・女竹と一緒に使われたり、
和室には天井に網代として矢羽根柄や市松柄にしたり、
時には戸袋や垣根など多くのところに使われております。

別称「ねずこ」とも呼ばれており、個人的には鬼滅の刃で出てくる「禰豆子(ねずこ)」と一緒だ!!と思うことも・・・(笑)

この材は短い長さで屋根に使われることもしばしば。
いわゆる「杮(こけら)葺(ぶ)き」というものですね。
それらも職人さんが少し鉈を入れてから手で剝ぐ作業をし製作するもの。
たくさんの手間暇がかかっています。
書きながら改めてすごいなと思いますね。。。

そんな黒部杉ヘギ板ですが、非常に生産が安定しなくなっているのが実態です。
何とか代わるものができないかと試行錯誤してたどり着いたのがこちら↓

炭化杉柾ヘギ板風圧縮板です。

杉柾板を炭化し、色合いを黒部杉に寄せたのち、
圧縮をかけることで夏目と冬目のコントラストを際立たせることでさらに風合いを近づけたものです。

この1枚だけご覧いただいてもおそらく伝わりづらいですよね・・・。

そこで網代として編み込んだものがこちら↓

遠目で分かりづらいですね。。。
でも正直な話、この製品の受注を受けていたのは投稿者ですが、
このくらいの距離から姿を見たときに、
「え、、、黒部の注文あったっけ・・・?」
と思わされた次第・・・。
近づいて見てみると↓

ちゃんと炭化杉柾を圧縮かけたものでした。
単板それぞれの色味の違いもあり、より黒部杉ヘギ板っぽいなと。
生産は決して容易ではないですが、このような代わりにできるものを提案できるのは強みの一つです。

黒部杉ヘギ板が少なることを見越して、風合いを寄せたものになりますが何とか茶室や和室の雰囲気をよりよくするため、
弊社社長が考案した本製品。
竹六商店として未来につなげるために日々試行錯誤しております。

にしても、、、
社長、さすがです~!!!

ご質問・ご相談などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
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