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2020.09.01
竹六商店の日記

繊細な迫力

簾虫籠(すむしこ)と呼ばれるものがあります。

細く割った竹を簾のように並べているもののことをそう呼んでおります。

竹と竹の隙間から漏れる明りや風合いを演出したいときには抜群の役割を果たすかと思います。

 

竹自体は床柱や化粧柱として大胆に使われることもありますが、カゴやかばんなど竹を編み込みすることで繊細に表現することもあります。

「大は小を兼ねる」この言い回しが正しいのかは何とも言い難いですが、使いどころは様々です。

晒竹簾虫籠(サラシタケスムシコ)・晒竹極細貼【店舗】

施工例にも掲載しておりますが、↑の現場には看板後ろの部分とカウンター下に簾虫籠を使用いただいております。

繊細ゆえに迫力が増します。

製造工程としては

↑溝を掘ってから

↑はめ込み固定させて仕上げます。

だいぶざっくりした説明でしたが、その流れで製作しております。

全ての簾虫籠でそのように製作しているわけではありませんが一例として紹介しました。

また、簾虫籠は隙間によって見え方が変わります。

こちらは隙間2mm程度の簾虫籠。

竹幅は10mm程度で仕上げております。

 

節の出す特有の形状リズムが、心躍らせます。

また簾虫籠の現場に出会いたいですね。

ご質問・ご相談などがございましたらお気軽にお問い合わせください。
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