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矯正作業
「竹ってまっすぐですよね~」
そんなお声をよく耳にしますが、・・・そんなにまっすぐではないんです。
まっすぐに伸びたものも中にはありますが、基本的には油抜き後の矯正作業が必要になります。
一本に対して一人の作業ですので、時間がどうしてもかかります。
その中でもできる限り早く職人は作業をしております。
矯正することにより、納入させていただいた竹の立ち姿・佇まいが際立ちます。
また、社内での半割加工やベニヤ貼の製品などでも製品の質がより上がってまいります。
また、矯正作業には火・熱が欠かせません。
バーナーやヒーターで竹に熱を持たせた後、てこの原理を用い矯正を行います。
↑バーナーでの作業風景
↑ヒーターでの作業風景
矯正後、自然に熱が冷めるとその状態に固定されます。
夏の暑さが季節を超えるたびに様相を変えておりますので、工場内での作業は年々大変なものになっています。
そんな中でもお客様に届けるためには欠かせないこの作業、職人は日々しております。
皆様が何気なく目にしているかもしれない竹材。
そこには職人の熱い想いが宿っております。
↑写真は炭化煤竹矯正作業風景。
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